※ここには、データベース管理ソフトCAtaconBE(カタコンベ)の使用法を記載しています。
   これがソフトダウンロード後のオフライン取説の場合は、先に 諸注意が書かれた
   「ReadMe_First」をお読みください。

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【0.目次】
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1.基本的なこと

2.画面の説明
3.保存時の注意(禁止記号について)
4.保存したファイルの使い方
5.外部からデータベースにアクセスする命令集

6.FAQ

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【1.基本的なこと】
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CAtacomBEは、HSPの開発環境におけるデータベースフラグの管理を、視覚的に行えるソフトです。
RPGエディタ等の環境からHSPに移行した方が操作しやすいよう、機能を近づけています。

saveフォルダに、データベースとなるモジュール型変数 SA_DataBase@ だけが入った、
.varファイルを出力するソフトです。





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【2.画面の説明】
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●メイン画面

 名前  説明
 DB変更ボタン  表示中のDBを変更します。
 Type別メモ  Typeごとに、メモを1000文字まで付けられます。
 Typeリスト  Typeの一覧。総数は「Type数を変更」ボタンで増減します。
 Type設定変更ボタン  Typeの設定変更画面を開きます。
 Dataリスト  Dataの一覧。総数は「Data数を変更」ボタンで増減します。
 Item入力欄  ItemはDataごとに100個まで作れ、それぞれ1つパラメータを持ってます。
 入力ボックスに手入力するだけでなく、コンボボックスで選ぶこともできます。
 詳しくは「ItemのForm設定画面」の説明にて。
 開くボタン  CAtacomBE用のデータベースが入ったファイルを開きます。
 データベースを保存する
 ボタン
 作成したデータベースを、saveフォルダに出力します。

データベースは、DBTypeDataItem が、下図のようにツリー構造になっています。
各要素の1番目の番号は、1ではなくです。
    DB0
    ┣━━━━Type0
    ┃       ┣━━━━Data0
    ┃       ┃       ┣━━━━Item0
    ┃       ┃       ┣━━━━Item1
    ┃       ┃       ┗━━━━Item2
    ┃       ┗━━━━Data1
    ┃                ┣━━━━Item0
    ┃                ┣━━━━Item1
    ┃                ┗━━━━Item2
    ・
    ・

DB  0〜2番まであります。CDBUDBSDBの3種類です。
 3種とも機能に違いは無いので、自由に使って下さい。
Type  0〜99番まで、100個作れます。
 増やし過ぎるとCAtacomBE上での処理が遅くなるので、多くても50個くらいに済ませましょう。
Data  0〜999番まで、1000個作れます。
 Type同様、増やすほどCAtacomBE上の処理が遅れます。多くても300〜500個くらいで。
Item  0〜99番まで、100個作れます。
 Itemパラメータの型式は、文字列(str)整数(int)実数(dou)の3種類です。

 データベースからItemパラメータを読み取る時は、これらの型式に注意して下さい。
 例えば、整数入力ボックスに文字列を入れても、データベース内では0で保存されることになります。

 また、整数実数文字列 の順に、情報量は大きくなります。


●Typeの設定画面

 名前  説明
 Item名入力ボックス  Item名を変更します。
 Item名とは、メイン画面のItemパラメータ入力ボックスの、左に表示される文字です。
 
 入力値に、Itemパラメータを引用することもできます
 #db(1,1,0,0) で DB[1]/Type[1]/Data[0]/Item[0] のItemパラメータと同じになります。
 Item欄の形式を変更するボタン  データベースへのItemパラメータの保存形式を、文字列整数実数 に変更します。
 Itemパラメータは型式に沿った形で保存されるので、よく考えて選んでください。
 例えば、型式を整数にすると、"あいうえお"のような文字列は保存できません。
 Form 1・2では「整数」固定。
 ItemのForm変更ボタン  ItemのForm変更画面を開きます。
 有効・無効切り替えボタン  Item数を変更します。 Item数は、Typeごとに固定です。
 Dataリストの表示方法
 変更ボタン
 Dataリストの表示方法を変更します。
    0・手入力
    1・X番目のItemパラメータと同じにする
    2・1つ上のTypeと同じにする
    3・DB[X]番、Type[Y]番と同じにする

 参照先に表示方法1〜3を指定して、組み合わせて使うこともできます。
 参照先とData総数を同じにする必要はありません。 無限ループは発生しません。


●ItemのForm設定画面

 名前  説明
 Form0  Formとは、Itemごとに設定できる、パラメータの指定方法です。
 Form0は、入力ボックスにItemパラメータを手入力する、通常のFormです。
 Form1  コンボボックスでItemパラメータを選べるFormです。
 指定したTypeのData一覧と、同じ内容の選択肢リストを作ります。
 コンボボックスで選んだDataの番号と同じ整数値(0〜)が、Itemパラメータとして記憶されます。
 Form2  コンボボックスでItemパラメータを選べるFormです。
 選択肢と整数値を、自由に作れます。
 コンボボックスで選んだ選択肢の[ ] 内の整数値が、Itemパラメータとして記憶されます。






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【3.保存時の注意(禁止記号について)】
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  メイン画面右下のボタンで、データベースをsaveフォルダに保存できます。
  このボタンを押すまでは、編集した内容はファイルには反映されません。まめに保存しましょう。

  この保存ボタン左の入力ボックスで、出力するファイル名を変更できます。
  ファイル名の付け方には、いくつかルールがあります。

     例)有効なファイル名・・・『abc01_aa』、『140307』
       無効なファイル名・・・『abc\』、『abc.var』

●rule1)半角英数字で 全角でも動きはしますが、出力したファイルを外部で使うときエラーを防ぐためにも、
半角英数字にして下さい。
●rule2)禁止記号は使えない 以下の記号は、パソコンではファイル名として使えません。
禁止記号を含んでいると、セーブボタンを押した時に警告ダイアログが表示され、保存されません。
       『 " 』ダブルクォテーション   『 \ 』エンマーク     『 | 』パイプ
       『 : 』コロン             『 * 』アスタリスク    『 < 』左括弧
       『 < 』右括弧            『 / 』スラッシュ     『 ? 』クエスチョンマーク
●rule3)拡張子は不要 拡張子は .var 固定です。なので、このソフトでは以下も禁止記号となります。
       『 . 』ドット






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【4.保存したファイルの使い方】
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  『Sample』フォルダ内に、データベースを使ったサンプルプログラムを同封したので、そちらもご覧下さい。
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  『save』フォルダに保存したデータベース(.var)は、外部のHSPファイルから読み取り・書込みできます。
  その際、以下のファイルが必要です。

  (1)『save』フォルダ内の『.var』ファイル
     データベース用のモジュール型配列 SA_DataBase@ だけが入っています。

  (2)『外部でデータベースを使うためのファイル』フォルダ内の、『hspda.as』と『hspda.dll』
     HSPの入ってない環境でvload命令を使う時に必要。

  (3)『外部でデータベースを使うためのファイル』フォルダ内の、『GetSet_DataBase.hsp』
     データベースからパラメータを取得・書込する命令が書かれています。

  (4)『外部でデータベースを使うためのファイル』フォルダ内の、構造体ファイル
     『Struct_ItemCh.hsp』 『Struct_Item.hsp』 『Struct_Data.hsp』
     『Struct_Type.hsp』 『Struct_DataBase.hsp』 の5つ

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  ★手順
  1.製作中のソフトがあるディレクトリ内に、上記(1)(2)(3)(4)をコピペします。
      (1)(3)(4)は、読み込めるならディレクトリの階層はどこでも構いません。
      (2)は実行ファイルと同じ位置が良いようです。

  2. vload命令を使うため、hspda.ashspda.dllインクルードします。
      プログラムのできるだけ最初で、以下のように記述。
      #include "hspda.as"

  3. 構造体をインクルードします。
      例えば『CAtacomBE』フォルダ内に(4)をコピペした場合、以下のように記述。
      #include "CAtacomBE\\Struct_ItemCh.hsp"
      #include "CAtacomBE\\Struct_Item.hsp"
      #include "CAtacomBE\\Struct_Data.hsp"
      #include "CAtacomBE\\Struct_Type.hsp"
      #include "CAtacomBE\\Struct_DataBase.hsp"


  4. 命令集をインクルードします。
      例えば『CAtacomBE』フォルダ内に(3)をコピペした場合は、以下のように記述します。
      #include "CAtacomBE\\GetSet_DataBase.hsp"

  5. vload命令で(1)を読み込みます。
      例えば『CAtacomBE』フォルダ内に(1)をコピペした場合は、以下のように記述します。
      vload "CAtacomBE\\Sample.var"

      (1)にはデータベース情報(SA_DataBase@)しか入っていないので、
      vload_get で変数名を指定する必要はなく、vload でOKです。
      変数SA_DataBase@だけは、製作中ソフトの他の変数と名前が被らないようにして下さい。


  以上で、外部で製作中のソフトにて、CAtacomBEで作ったデータベースを使用できるようになりました。





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【5.外部からデータベースにアクセスする命令集】
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変数 = getdb(int DB番号, int Type番号, int Data番号, int Item番号)
データベースからItemパラメータを読み取る関数。
     例) a = getdb(0,1,30,0)
           └→ DB[0番] Type[1番] Data[30番] Item[0番]の Itemパラメータを、aに代入。


      ・返される値は一定の形式ではなく、
       CAtacomBEのItem欄で指定した型式(
str / int / double )です。

      ・指定する住所がデータベースの範囲外だったりすると、
       失敗した目安として整数値-1000〜-5000が返ります。
変数X = 代入したいパラメータ
setdb int DB番号, int Type番号, int Data番号, int Item番号, var 変数X
データベースのItemパラメータを書き換える命令。
    例) a = "おはよう"
       setdb(0,5,3,0,a)

            └→ DB[0番] Type[5番] Data[3番] Item[0番]の型式が文字列(str)だった場合、
               パラメータに "おはよう" を代入。

      ・引数 変数Xは、変数(var)で。直接 文字列・整数・実数を入れても、エラーになります。

      ・変数Xの型式を、CAtacomBEのItem欄の型式と一致させて下さい。
       型式が一致しないと、適したパラメータに変更されてしまいます。

      ・引数が範囲外等で書き換えに失敗すると、statに0未満の値が返されます。
変数 = getdb_ItemNum(int DB番号, int Type番号)
引数で指定したDB / Typeの、Data1つぶんのItem数(1〜100個)を返す。(整数値)
変数 = getdb_DataNum(int DB番号, int Type番号)
引数で指定したDB / Typeの、Data総数を返す。(整数値)






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【6.FAQ】
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Q.Item欄に整数 or 実数を入力したとき、値が勝手に変更されてしまう。
     └→A.HSPでは、整数は10桁でオーバーフローするようなので、
          99999999(8ケタ)より大きい値は入力できないようにしました。
          また、実数は0.000000(小数点6ケタ)より細かいケタは、四捨五入されるようです。
          なので、小数点7ケタ以下は記憶できません
Q.外部のソフトからデータベースのパラメータを取得したとき、処理が遅くなる
     └→A.データベースにアクセスする命令は、毎フレーム呼ぶのに適していません。
          毎フレーム呼ばないよう工夫して下さい。
Q.過去のバージョンで作ったデータベースは使える?
     └→A.使えると思います。
          その際は、開発中のソフトのファイル『Struct_ItemCh.hsp』 『Struct_Item.hsp』
          『Struct_Data.hsp』『Struct_Type.hsp』 『Struct_DataBase.hsp』を上書きコピペして下さい。

          データベースをCAtacomBE最新版で書き直す場合は、.varファイルをsaveフォルダに入れるだけです。
 






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                                                    なまくらな鞍

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